Claudeデスクトップアプリの定期実行の使い方と実例6つ

AI・アプリ活用

Claudeの定期実行の使い方|非エンジニアがデスクトップアプリに頼むだけで作った6つの実例と注意点

しんや

1児の父・しんやです。
「イイものLabo」では、
実際に使ってよかったモノやアプリ、
AI(Claude)の使い方、
育児で役に立ったことを、
自分で試した結果をもとに紹介しています。

Claudeの定期実行を使うと、「毎朝これを調べて」「来年のこの日に知らせて」といった作業を、決まった時間にClaudeが自動でやってくれます。

私はプログラミングの経験がありません。それでも、Claudeのデスクトップアプリに言葉で頼むだけで、定期実行を作れました。設定の画面は、ほとんど触っていません。

この記事では、定期実行とは何か、私が実際に動かしている6つの実例、作り方、始める前に知っておきたい注意点を、非エンジニアの目線でまとめます。

この記事でわかること

  • Claudeの定期実行とは何か、どのプランで使えるか
  • 私が動かしている6つの実例(毎朝・毎週・毎月・1回だけ)
  • 定期実行の作り方(言葉で頼む方法と、画面から作る方法)
  • 使ってみてよかったこと
  • 始める前に知っておきたい注意点(パソコンを閉じていると動かない、など)

Claudeの定期実行とは?決まった時間に、Claudeが自動で作業を始める機能

定期実行は、選んだ時刻と頻度で、Claudeが新しい会話を自動で始めて、頼んでおいた作業をする機能です。公式の説明書では「スケジュール設定されたタスク」と呼ばれています。

たとえば、次のような頼み方ができます。

  • 毎朝9時に、ブログの記事が検索に出たか調べる
  • 毎週月曜に、1週間の閲覧数をまとめる
  • 毎月1日に、ノートを更新する
  • 来年の10月2日に、契約の更新を知らせる

目覚まし時計やカレンダーのお知らせと違うのは、知らせるだけでなく、調べる・まとめる・記録するところまでやってくれる点です。

Claudeの定期実行の流れの図。①頼んでおく、②時間になるとClaudeが自動で新しい会話を始める、③調べる・まとめる・記録する・知らせる。頼むのは最初の1回だけ

使えるのは有料プラン(Pro以上)

公式の料金ページ(2026年10月に確認)では、プランごとの機能は次のとおりです。

プランタスクのスケジュール設定Claude Code
Free(無料)使えない使えない
Pro使える使える
Max使える使える

この記事で紹介するのは、デスクトップアプリの中のClaude Codeで作る定期実行です。Claude Codeは、デスクトップアプリに最初から入っています。

アプリをまだ入れていない方は、公式のダウンロードページから入れられます。

Claudeのダウンロードページ(公式サイト)

デスクトップアプリの使い方は、次の記事にまとめています。

Claude Codeデスクトップアプリの使い方|ターミナルが苦手な非エンジニアが乗り換えてわかった違い

定期実行には、3つの種類がある

公式の説明書には、決まった時間に動かす方法が3つ書かれています。

種類動く場所パソコンを閉じていても動くか
デスクトップの定期実行自分のパソコン動かない
クラウドの定期実行(Routines)Anthropicのサーバー動く
/loop自分のパソコン(開いている会話の中)動かない

私が使っているのは、1つ目のデスクトップの定期実行だけです。自分のパソコンの中のファイルやノートを、そのまま読み書きできるからです。この記事でも、デスクトップの定期実行を扱います。クラウドの定期実行と /loop は、私は使っていません。

私が動かしている定期実行の実例6つ

今、私が動かしている(または動かし終えた)定期実行のうち、6つを紹介します。すべて、Claudeに言葉で頼んで作ったものです。

私が動かしている定期実行の実例6つの一覧。毎朝2つ、毎週月曜1つ、毎月1日1つ、1回だけ2つ
いつやっていること
毎朝ブログの新しい記事が、Googleの検索に出たか調べる
毎朝自宅のインターネット回線の番号が、変わっていないか確かめる
毎週月曜ブログの1週間の閲覧数を読んで、前の週と比べて報告する
毎月1日「人物像」のノートを更新する
1回だけ契約が切れる1週間前に、更新するかどうかを知らせる
1回だけ手続きの期限の日に、やることを知らせる

実例1:ブログの記事が検索に出たか、毎朝調べる

ブログの記事は、公開してもすぐにはGoogleの検索に出ません。以前は、出たかどうかを自分で検索して確かめていました。

今は、Claudeが毎朝、まだ検索に出ていない記事だけを調べて、結果を表に記録します。検索に出た記事は、次の日から調べる対象から外れます。

1本目の記事のときは、「検索に出たら知らせて、自動で止まる」という頼み方にしました。公開から2日後に検索に出たのを確認できたので、その定期実行は役目を終えて、今は止まっています。

実例2:自宅の回線の番号が変わっていないか、毎朝確かめる

ブログの閲覧数を正しく数えるために、自分の閲覧を数えない設定をしています。この設定は、自宅のインターネット回線の番号(IPアドレス)で見分けています。

回線の番号は、知らないうちに変わることがあります。変わると、自分の閲覧が数に混ざってしまいます。そこで、Claudeが毎朝番号を見比べて、変わっていたときだけ知らせるようにしました。

「何も起きていなければ、何も言わない。変わったときだけ知らせる」という見張りは、定期実行に向いています。

実例3:ブログの閲覧数を、毎週月曜に報告してもらう

毎週月曜の朝に、Claudeが1週間の閲覧数と、検索から来た人の数を読み取り、前の週と比べて報告します。結果は、記録の表にも1行ずつ足されます。

自分で管理画面を開いて数字を見に行く必要がなくなりました。

実例4:「人物像」のノートを、毎月1日に更新する

私は、Claudeに自分のことを理解してもらうために、「人物像」というノートを作っています。毎月1日に、Claudeが前の月の会話を読み返して、新しく見えたことをノートに書き足します。

このノートの仕組みは、次の記事にくわしく書いています。

ClaudeとObsidianを連携してAIの「記憶喪失」を防ぐ方法|非エンジニアが自分を理解してくれるAIにした仕組み

実例5:契約が切れる1週間前に、知らせてもらう

年払いで契約しているサービスがあります。自動更新はオフにしているので、何もしなければ1年後に有料プランが終わります。

契約した日に、Claudeに「切れる1週間前に知らせて」と頼みました。1年後のその日に、Claudeが今の料金と使った量を確かめたうえで、更新するかどうかの判断材料をまとめて知らせてくれる予定です。

1年先の予定でも、頼んだその場で作れます。

実例6:手続きの期限の日に、知らせてもらう

役所や保険の手続きなど、期限のある用事にも使っています。「10月5日の朝に知らせて」と頼んでおくと、その日の朝に、やることと手順をまとめた知らせが届きます。

1回だけの定期実行は、動いたあとに自動でオフになります。

定期実行の作り方

作り方は2つあります。私は、ほとんど1つ目の方法で作っています。

方法1:Claudeに言葉で頼む(おすすめ)

デスクトップアプリのClaude Codeの会話で、やってほしいことを、ふつうの言葉で書きます。

  1. デスクトップアプリを開き、Code(コード)の画面で会話を始める
  2. 「いつ」「何をするか」「結果をどうするか」を書いて頼む
  3. Claudeが内容を確認してくるので、合っていれば進めてもらう
  4. 一覧に定期実行が増えていることを確かめる

頼み方の例です。

  • 「毎朝9時に、ブログの新しい記事がGoogleの検索に出たか調べて、表に記録して」
  • 「毎週月曜の朝に、ブログの1週間の閲覧数を読んで、前の週と比べて報告して」
  • 「来年の10月2日の朝9時に、この契約を更新するかどうかを知らせて」

公式の説明書にも、会話の中でやりたいことを説明すれば、定期実行を作れると書かれています。

方法2:画面から作る

画面からも作れます。公式の説明書の手順は、次のとおりです。

  1. Code(コード)の画面で、左の一覧から「ルーティン」を開く
  2. 右上の「新しいルーティン」を押して、ローカル(自分のパソコンで動かすもの)を選ぶ
  3. 名前、説明、やってほしいこと、動かす頻度を入れて保存する

「ルーティン」の画面の上のほうには、「ローカルルーティンは、コンピューターが起動してオンラインの間のみ実行されます」と書かれています。

画面で選べる頻度は、次の5つです。

  • 手動(「今すぐ実行」を押したときだけ動く)
  • 1時間ごと
  • 毎日
  • 平日だけ
  • 毎週

「毎月1日」や「来年のこの日に1回だけ」は、画面では選べません。 こうした頻度にしたいときは、方法1のように、Claudeに言葉で頼みます。私の定期実行に、毎月のものと1回だけのものが多いのは、このためです。

作ったあとは「今すぐ実行」で1回試す

作ったら、一覧からその定期実行を開いて、「今すぐ実行」で1回動かしてみるのがおすすめです。頼んだとおりに動くか、途中で止まらないかを、その場で確かめられます。

定期実行を使ってよかったこと

忘れなくなった

契約の更新や手続きの期限を、自分で覚えておく必要がなくなりました。頼んだ時点で、あとはClaudeが覚えています。

毎日の確認が不要になった

検索に出たか、閲覧数はどうか、回線の番号は変わっていないか。こうした確認を、自分で見に行かなくてよくなりました。

話すだけで作れた

設定の画面で細かい項目を入れる必要がありませんでした。「毎朝やって」と頼むだけです。時刻の決まりごとの書き方も、覚えていません。

記録が勝手にたまる

調べた結果は、Claudeが表やノートに書き足していきます。あとから見返すと、いつ何が起きたかがわかります。

始める前に知っておきたい注意点

公式の説明書に書かれている内容を中心に、知っておきたい点をまとめます。私は今のところ困っていませんが、仕組みを知っておくと安心です。

パソコンが起きていて、アプリが開いているときだけ動く

デスクトップの定期実行は、アプリが開いていて、パソコンが起きているときだけ動きます。予定の時刻にパソコンがスリープしていると、その回は飛ばされます。

ノートパソコンのふたを閉じると、スリープになります。

飛ばされた分は、あとから1回だけ動く

アプリやパソコンが起きたとき、過去7日のあいだに飛ばされた回があれば、いちばん新しい1回分だけが、あとから動きます。

パソコンがスリープ中だと朝9時の回は飛ばされ、パソコンを開いたときに1回だけ動くことを示した図

そのため、朝9時に予定した作業が、昼や夜に動くことがあります。私の場合も、朝9時すぎに予定している確認が、パソコンを開いた10時半ごろに動いた日がありました。

「朝に知らせてほしい」のように時間が大事な用事は、その時間にパソコンを開いている必要があります。

始まる時刻は、数分ずれる

定期実行は、予定の時刻ちょうどではなく、数分おくれて始まります。公式の説明書によると、利用が集中しないように、わざとずらしているそうです。同じ定期実行は、毎回同じだけずれます。

私の「毎朝9時」の定期実行も、9時4分に始まります。

許可を待って、止まることがある

Claudeは、ファイルを書きかえるなどの操作の前に、許可を求めることがあります。定期実行でも同じで、許可が必要になると、返事をするまでそこで止まります。

公式の説明書では、作ったあとに「今すぐ実行」で1回動かし、出てきた確認に「常に許可」を選んでおく方法が案内されています。次からは、同じ操作で止まらなくなります。

使用量は、ふつうの会話と同じ枠から使われる

公式の料金ページには、Web・デスクトップ・スマホ・Claude Codeの利用は、すべて同じ使用量の枠から使われると書かれています。定期実行で使った分も、同じ枠に入ります。

毎朝動くものをたくさん作ると、その分だけ使用量が減ります。私は、毎朝のものは「まだ検索に出ていない記事だけ調べる」のように、調べる範囲をしぼっています。

どの会話が使用量を増やしているのかを調べた結果は、次の記事にまとめています。

Claudeの週間制限がすぐ減る原因は「長い会話」だった|Proプランの非エンジニアが使用量を調べてわかった節約のコツ

その場に自分がいない前提で、頼み方を書く

定期実行が動くとき、自分は画面の前にいないことがほとんどです。Claudeが途中で質問をしても、答えられません。

私の定期実行には、次のような内容が入っています(Claudeが、頼んだ内容から書いてくれたものです)。

  • 質問はせずに、最後まで進めること
  • 結果をどこに記録するか(表やノートの場所)
  • できなかったときに、何と書いて終わるか
  • やってはいけないこと(お金がかかる機能を使わない、など)

よくある質問

パソコンを閉じていても動かす方法はある?

公式の説明書では、パソコンがオフでも動かしたいときは、クラウドで動く定期実行(Routines)を使うように案内されています。ただし、クラウドの定期実行は、自分のパソコンの中のファイルを読めません。私は使っていないので、使い心地はわかりません。

作った定期実行は、どこで見られる?止められる?

Code(コード)の画面の左にある「ルーティン」の一覧に並びます。開くと、今すぐ実行する、一時停止する、内容を直す、これまでの実行の記録を見る、削除する、といった操作ができます。

Claudeに「定期実行の一覧を見せて」「この定期実行を一時停止して」と頼むこともできます。

定期実行が動いたら、どうやって気づく?

動いたときに、パソコンにお知らせが出ます。左の一覧にも、定期実行が始めた会話が並びます。開けば、Claudeが何をしたかを読めます。

まとめ

  • Claudeの定期実行は、決まった時間にClaudeが自動で作業を始める機能。Pro以上のプランで使える
  • デスクトップアプリなら、「毎朝これを調べて」と言葉で頼むだけで作れる
  • 毎朝の確認、毎週の報告、毎月の更新、1回だけのお知らせなど、生活や副業の小さな用事に使える
  • 「毎月1日」や「1回だけ」は、画面では選べないので、言葉で頼む
  • アプリが開いていて、パソコンが起きているときだけ動く。飛ばされた分は、あとから1回だけ動く
  • 作ったら「今すぐ実行」で1回試す

まずは、「忘れたくない用事を1つ、1回だけ知らせてもらう」ところから試すのがおすすめです。

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